DAVID DUCHOVNY IS TOO TASTY
セックス中毒にされたセックスシンボル
Interview:Ali Williams
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デビッド・ドゥカブニー(36)は長年付き合っていたガールフレンドのペリー・リーヴスと去年別れて以来、ディナーを一緒にとるどの女性とも噂されてきた。最近で言えばウィノナ・ライダー。
何回かディナーを一緒にしているだけのようだが、皆んなはこのウットリするような色男を「セックス中毒」と呼んでいる。
バンクーバーの「Xファイル」の撮影セットで会った彼は世間の注目を浴びたくはないようで、捜査官フォックス・モルダーの様に控えめな態度でいながら、しばしば機知に富んだ、しかし自分を卑下するような口調になる。
しかし、彼も脚本に参加して映画化されるだろう、と明らかにしてくれたこの人気テレビ番組「Xファイル」と撮影が終わったばかりの映画「プレイング・ゴッド(原題)」に対する情熱は熱い。
この「プレイング・ゴッド」の共演者はアンジェリーナ・ジョリー(「ハッカーズ(未公開)」、テイモシー・ハットン(「ビューティフルガールズ」)で、来年4月に公開する予定だ。
映画以外のことで彼が喜んで話してくれたのは彼が講師だった頃の話。彼は著名なプリンストン大学に学んだあと、英文学の博士号を取るための勉強をイエール大学で修めているのだ。
残念ながら、途中で俳優業に本格的に取り組んだ為、学業の方は最後までできなかったのだが、彼は現役俳優の中では珍しいくらいの知性派であることは確かである。
『潔癖性よりはセックス中毒である方がマシだネ』
Q :映画を撮り終えたばかりですが、どんな映画なんですか?
DD: 「プレイング・ゴッド」という映画で、ドラッグ問題のために不良処置をしてしまって免許を剥脱された医者を演じているんだ。
目的もなく放浪しているところを偶然にも、同じように免許を剥脱された元医者のギャング達と知り合いになるんだ。彼らは病院に行くと逮捕されてしまうから病院にも行くことができないでいるんだ。ロマンスもあるし、少なくともセックス・シーンはあるよ。
Q: ラヴ・シーンはどうしているんですか?
DD: まずラヴ・シーンの相手と話し合うんだよ。今回の相手はジョン・ボイトの娘、アンジェリーナ・ジョリーだった。不愉快な思いをさせるようなことは何もしないから、って彼女に話したよ。
Q: セックスといえば、あなたがセックス中毒であるためにクリニックに通っている、という新聞記事にどう思いますか?
DD: その記事を書いた人達皆んなとメイク・ラヴしたいね。怒ってなんかいやしない。だけどいったいどこからそんな話を聞き出してきたんだろう?って思うね。
僕は(去年の)11月までガールフレンドと長い間つきあってきたけど、今はシングルだ。この8ケ月間で複数の女性とデートしていた。だからこういった話のターゲットになり易いんだろうね。
Q: セックス中毒になりたい?
DD: そうは思わない。かつては、僕が潔癖性で何でもきれいにしていなければ気が済まない人間だ、という記事が書かれていたよ。もしセックス中毒と潔癖性の二つのうちどちらか一つを選ばなくてはならないのなら、セックス中毒を選ぶだろうね。
実際、セックス中毒というのは、真剣な問題で「治療」されるまでにきついプログラムを受けなければならないんだ。最近は、助けを必要としているのはアルコール中毒や麻薬中毒者だけではなく、強迫観念に駆られた振る舞いをする、あらゆる人達が助けを求めているんだよ。実際、自分が強迫観念に駆られてセクシュアルな行為をしている、と感じている人達にとっては、大きな重要問題なんだ。僕は違うよ。ああいった(クリニックの)ミーティングにも行ったことがないし。もちろん自分がセックス中毒だとは思わないね。
『ウィノナとは何度も食事をしているよ。でも、彼女はいい友だちっていうだけなんだ』
Q: Xファイルの大ヒット以来、信じられないほどあなたはタブロイドの餌食にされていますが、こういった話を笑い飛ばせます?
DD: ああ、笑い飛ばすこともできるし、今回の記事に関しては、「セックス中毒」とは面白い言葉だと思ったよ。
だけど、これに僕の家族は傷ついているし、もし女性と付き合っていれば、その人も傷つくと思う。
セックス中毒と言われて何ケ月か経つけど、既に混乱を起こしているんだ。早くこの話が消えて無くなって欲しいよ。この話自体は半分消えて無くなりつつあるけど、これからずっと僕の名前が出るたびに、「かつてセックス中毒だったデビッド・ドゥカブニーは・・・」って言われるんだろうね。
Q: また、あなたはウィノナ・ライダーともデートしていて、彼女が「Xファイル」のセットに入り浸っていると いう話もありますが?
DD: 僕とウィノナは単にいい友達。話が大きくなっているだけさ。とにかく私生活について話す気はないんだ。
それに他の人のことを、その人のことを良く解ってもいないのに話してしまうことになるから、こういった話をしたくはないよ。アンフェアだからね。
Q: では「ウィノナ・フォーエバー」というタトゥーをあなたは入れないんですね?
DD: (苦笑して)まさか!実際タトぅーなんて一つも入れてやしないよ。
『ニューヨークではカメラやビデオを持った人達に追い回されてウンザリ。居心地が悪い』
Q: 「Xファイル」の撮影をしているバンクーバーでは、地元の人達はあなたを一人にしてくれますか?
DD: ああ。ここはとてものんびりとした、いい所だね。バンクーバーは散歩するのにピッタリの都市でね、僕も街を歩くのが好きなんだ。バンクーバーに居るのはとても心地良いよ。
と言うのも、ここに僕らはもう4年も居るし、僕は同じ地域をぶらぶらする傾向があるから、住民の人達も僕が歩き回っているのにも慣れていて、僕をほっといてくれるんだ。「あ、また彼だ。」という程度さ。たぶん気にも留めていないんじゃないのかな?良くわからないけど。
Q: ここではファンに足止めされることはありますか?
DD: 足止めされることもあるし、ファンは会って話したがるけど、「コンニチワ」と言ってくる程度さ。ニューヨークやロサンゼルスとはえらい違いだよ。ここでは皆んな礼儀正しいし、レストランで僕が食事をしている時に僕の所へ話しかけに来ることもない。他の土地ではよくあることなんだ。どうして皆んなそんなに失礼なことが出来るのか、僕には理解できないね。
Q: ロサンゼルスやニューヨークではどんな風に騒がれるのですか?
DD: 今はこういった都市で歩くのは大変なんだ。ニューヨークは僕が育った街だから、とても残念だね。ニューヨークへ戻ると、街を歩く時にも必ず誰かが写真を撮ろうと付きまとうんだから、変な気分さ。
僕はかつて25年間ニューヨークに住んでいたけど、その時は誰にも煩わされなかったし、人に見られることさえなかった。それが今じゃビデオ・カメラを持って追っかけ回すしか能のない人達がウヨウヨしてて、自分を怒らせるんだからね。ロスは、俳優に会えやしないかと待っている人達がウヨウヨした土地だから、
居心地が悪いんだ。
Q: 「Xファイル」のセット内では、空いた時間に何をしているんですか?
DD: 本を読むんだ。いつも周りには読みかけの本が5冊ぐらい置いてあるよ。特に決まった読みたいジャンルがあるわけじゃない。丁度、「アウト・オブ・キャロライナ」という本と、25歳の進化論者が書いた「ザ・セルフィッシュ・ジーン」という生物学の本を読み終えたところさ。
あと、僕はセックスが得意じゃないからネ、「セックス中毒になる方法」というハンドブックも読んだよ。(笑)
Q: あなたは大学で英文学の博士号を取るために勉強をしていましたね?自分での何か書くんですか?
DD: 書くよ。出版したいと考えているんだ。よくある暴露本のように自分の仕事や自分のことを書きたくはないね。
23歳の時に150ページくらいの短編小説を書いていたんだ。再びそれにとりかかるつもりはないけど、いつか小説を書きたいと思ってる。僕の父は生涯小説を書こうとしているけど、実際、やっと初めて作品を仕上げてね、もう70歳になってからなんだ。だから父には勝つことができると思うな。まぁ、どうなるかはお楽しみだね。
Q: イエール大学で博士課程を修めているんですよね?そこで教鞭を取ることはありましたか?
DD: ああ。博士課程のプログラムにはアシスタント講師になって生徒に教えることも含まれているんだ。アメリカの殆どの大学では、授業はアシスタント講師によって行われているんだよ。
教授っていうのは結構な仕事だよ。教授はただ講議をするだけで、試験の採点をしたり、授業で生徒に教えたり、といったダーティーワークはアシスタント講師がやるんだからね。
僕は給料を受け取らない大学の労働者みたいなものさ。まったく奇妙なシステムだけど、教師としての経験をたっぷり積めるよ。
Q: 人に教えることが好きだったんですか?
DD: 大学院生活の中で一番良かったね。楽しかったし、大学で唯一懐かしいことといったら、授業をすることなんだ。演技をすることと、教えることというのは、人に何かを伝えるという意味でとても似ていることだと気付いたよ。たぶん、僕は教師としてはあまりにも役者っぽかっただろうけど、俳優としてはあまりにも先生っぽいだろうね。だからその真ん中になろうと頑張っているところさ。
『少しだけ「Xファイル」から離れてみたいことがある』
Q: あなたほどの人が、まだヒット映画に主演したことがないのはどうしてだと思う?
DD: どうしてか?なんて僕にもわからないよ。計画的にヒット映画に出ないようにしているわけじゃない。
僕のようなタイプや年齢の俳優に手に入る脚本の中でも、最高の脚本の映画に出れるポジションに居られるようになることが、僕の計画さ。別に映画スターになろうとしているわけじゃない。
僕はただ僕にとって最高の作品に出たいだけ。結果はなるようになれ、さ。
この夏に出た映画はきっとヒットにはならないだろう。ヒットを狙った映画じゃないからなんだけど、出たくなった最高の映画なんだ。
Q: 「Xファイル」の撮影で、1日14~15時間働いていますね?これはものすごく大変なんでしょ?
DD: 大変だね。時々コーヒーを沢山飲みたくなる程タフなこともある。
この撮影で一番大変なのは、毎日起きて仕事を繰り返さなくちゃいけないことだ。でもこれは世界中の皆んなが毎朝経験していることだよね。時々、朝起きた時、自分が可哀想になることがあるよ。
現場に行って一日中モルダーになりきらなければならないことにね。また別の時にはモルダーを演じることをラッキーに思うこともある。自分のためではなく、もっと他の大切な事のために自分の仕事をささげているんだ、と
思い込むと、もっと良いんだ。他の大切な事のために、というのは神のことじゃなくて、利己的ではない目的のために、って意味だよ。
Q: 長期の休暇を取りたいと思ったことはありますか?
DD: 時々自分でも休みを取るべきだと思うことはあるんだけどね。僕は働くのが好きなんだよ。 3年間も演じてきたモルダー以外のキャラクターを演じたかったから、この映画のプロジェクトの仕事も楽しかったよ。少しだけ「Xファイル」から離れたかったんだ。夏の間、肉体的には休養を取れなかったけど、精神的には休みを感じられたよ。精神的に再充電して戻ってきたんだよ。
Q: 「Xファイル」の映画版のストーリーのアイデアを書いているというのは本当ですか?
DD: 映画のためであろうとテレビ版のためであろうと、僕はいつでもアイデアを持っているんだよ。 もし映画のアイデアが浮かんだら、プロデューサーのクリス・カーターに言うつもりさ。 僕達はテレビシリーズのアイデアも自由に交換しているんだ。映画化されることはもうわかっているよ。 クリスがどう映画版を料理するのか、テレビ版とどのように違ったものにするのか、楽しみだよ。
Q: あなたが持っている映画版「Xファイル」のアイデアって?
DD: とても著名な作家から盗んだアイデアがあるんでね、今その痕跡を隠しているところなんだ。 だから本当にそのアイデアを実現できるかどうかはわからないね。僕はクリスが「神話」と呼んでいる、 モルダーの家族の話やモルダーの妹が消えてしまった話を創り出すのに参加するのが好きなんだ。 ストーリーを創り出すことやモルダーの性格を進化させていくことに関わることが好きなんだよ。
関わっていけば、モルダーのキャラクターの方向性に発言権を得るようになるからね。Q: 「Xファイル」にあなたが登場しないエピソードが初めて出てきましたね。あれはあなたのアイデアなんですか?
DD: そうあるべきだったけどね。エピソードに出ていない間がとても楽しかったから、出ないのを経験してしまった今、
モルダーがバケーションに出かけるとか、昏睡状態に陥るとか、そういったストーリーをもっと自分のアイデアに入れようかな。そうすれば本当に長い休みをとることができるからね。
end

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